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奈良県居合道会
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奈良県居合道会事務局
(平方幸夫゜)
居合道を開始しよう
剣の理法の修練による人間形成の道である
全日本剣道連盟
居合道とは?
居合道とは、約400年以前から続く日本の伝統武術の一つです。互いに刀を抜いた状態から戦うのが剣術。突然に相手が殺意を抱いて斬りかかってくるなどの緊急事態に対応するのが居合術。居合術を現代に昇華したものが居合道です。
居合道は、日本刀(真剣、または模造刀)を用いて稽古します。敵が攻撃してきたと仮想して、その仮想の敵と戦います。つまり敵の攻撃を想定しての形稽古(かたけいこ)ということになります。
永い伝統を持つ居合道には、多くの流派が存在します。無外流や伯耆流、田宮流といった名前を時代劇などで耳にされたことも多いかと思います。奈良県では、夢想神傳重信流と無双直伝英信流が活動しています。
こうした伝統的な居合を古流と呼びます。古流は、それぞれの流派で師匠から弟子に受け継がれてきたものです。したがって、流派が違えば、技も異なります。そこで異なる流派が共に学べるように、全日本剣道連盟制定居合を共通のわざとして学んでいます。
全日本剣道連盟制定居合
古来、「剣居は両輪のごとし」という言葉があります。剣道を学ぶ一は居
合も学ぶ必要があるということです。全日本剣道連盟は、剣道人のための
居合として全日本剣道連盟制定居合を定めました。ところが、居合を学ぶ
者も様々な流派に属しているために、流派を異にする者同士が共通に学
ぷ居合として全日本剣道連盟制定居合が学ばれています。
全日本剣道連盟の段位の審査や大会などでは、それぞれの所属する
流派の業と全日本剣道連盟制定居合の両方を演武し業を競い合います。
業の名称は、右に挙げた十二本です。
一本目から三本目までは、正座の業です。正座で座っていたところ、敵
が切りかかってきました。または、敵が切りかかろうとしてきました。つまり
殺気を感じ取って、対応します。
四本目は、居合膝の業です。立て膝ともいいます。胡座(アグラ)によく似
た座り方です。胡座の左足を後方に引いた座り方です。胡座ではすぐに立つ
ことは出来ませんが、居合膝では、瞬時の立つことが出来ます。高台寺の
「北政所(ねね)」の坐像(掛け軸)なども立て膝で、江戸時代以前には、この
座り方が一般的だったことがうかがわれます。
五本目からは立ち技です。歩いている時に敵と遭遇した時の対応です。
立った状態で敵と対応するということから、剣道をされている方が、真剣の
感覚を学ばれるのに最適です。
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